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プロテアーゼイメージング

ぷろてあーぜいめーじんぐ

近赤外線イメージングで用いられる手法の1つ.プロテアーゼ特異的な基質となるペプチド(quenched substrate)と蛍光色素をcarrier vehicleの間に挿入した形を持つプローブを使用する.定常状態では蛍光色素が近接していることにより近赤外線シグナルは発せられないが,ターゲットとなるプロテアーゼの存在下で基質となるペプチドが切断され,蛍光色素がvehicleから切り離されることで,近赤外線シグナルが発せられる.(実験医学増刊2910より)

慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態

生活習慣病,がん,免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用

小川佳宏,真鍋一郎,大島正伸,竹田 潔/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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