ヘルパーペプチド
へるぱーぺぷちど
CD4+ヘルパーT(Th)細胞がT細胞受容体を介して認識する,MHCクラスⅡ結合性抗原ペプチドをヘルパーペプチドという.異物タンパク質は,抗原提示細胞によって取り込まれ,消化され15~24個のアミノ酸からなるヘルパーペプチドに分解され,MHCクラスⅡとの複合体を形成した後に細胞外に表出し,Th細胞を刺激する.(実験医学増刊3112より)
腫瘍免疫学とがん免疫療法
がんの進展・排除を司る免疫システムと逃避するがん―その制御による新たながん治療
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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