ボクセルデータのもつ輝度値に加えて,透明度の情報を用いて三次元画像を再構築する方法.透明度の設定法により,対象物を半透明にして内部の様子を同時に表現することや不要な部分を透明にすることにより,任意の断面などを表示することも可能である.また,表示対象物を不透明にそれ以外を透明として処理するとサーフェースレンダリングと同様の表現になる.透明度の設定により三次元表現の自由度が高いが,一般的に計算コストが高いことから,現状のPCではリアルタイムの表示には向かない.(実験医学2010年1月号より)
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