リバイバルスクリーニング法

りばいばるすくりーにんぐほう

CRISPR sgRNA libraryを導入した細胞にアポトーシス刺激を行い,その後,PSを露出しない細胞のみを回収する.回収した細胞のゲノムDNA(実験前にDNaseをノックアウトしておく)から,sgRNAのターゲット配列を含む配列のみを増幅し,それを再度,sgRNA libraryとして細胞内に導入する.これを複数回くり返すことで,libraryのなかでPS露出にかかわる配列をもつsgRNAが濃縮される.最終的に,高い割合のPSを露出しない細胞群が得られ,次世代シークエンサーでその配列を解析することにより,標的遺伝子の同定が可能になる.(実験医学増刊4117より)

治療標的がみえてきた脂質疾患学

がん、不妊症、免疫・神経・皮膚・代謝性疾患のメカニズムから臨床検体による診断、層別化まで

村上 誠,横溝岳彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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