実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

リボンシナプス

りぼんしなぷす

シナプスのアクティブゾーン(神経伝達物質の放出に関与する部位)に “リボン” とよばれる独特な構造をもつシナプス.光や音の強度などレンジの大きなシグナルを伝達する必要のある感覚系神経細胞(網膜視細胞や双極細胞,蝸牛の有毛細胞など)の神経終末にしばしば認められる.“リボン” には常時多数のシナプス小胞が繋留されているため,すばやく持続的な神経伝達物質の放出が可能である.(実験医学2011年3月号より)

光と音を感知する 視覚・聴覚のNeuroscience

網膜疾患や音声学習のメカニズムを解き明かす独創的な研究アプローチ

加我君孝/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです