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リンパ球トラフィキング

りんぱきゅうとらふぃきんぐ

リンパ球トラフィキング(Lymphocyte trafficking).リンパ球の組織への移動のことを指す.リンパ球ホーミングという言葉のほうがよく使われるが,ホーミングというのは生まれた家(ホーム)に戻る現象のことを指す.リンパ球のホームは胸腺,骨髄などであるが,大規模にみられるリンパ球のトラフィキングは血液と二次リンパ組織の間であり,これは生まれた家に戻る現象ではない.(実験医学増刊2817より)

血管研究と血管治療

血管形成メカニズムの新たな概念から炎症・がん治療,虚血性疾患の血管再生療法まで

高倉伸幸,尾池雄一,室原豊明,矢野聖二/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです