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リンパ球ローリング

りんぱきゅうろーりんぐ

炎症部位などにリンパ球が血管内腔から組織に進入する際のイベントの一つ.リンパ球上に発現する種々のセレクチンとよばれる接着因子は,血管内皮細胞が発現する糖鎖に結合し,このことでリンパ球は血流に逆らって減速できるため,血管内皮細胞にゆるく接着できるようになる.(実験医学2019年12月号より)

がん免疫の効果を左右する 腫瘍血管と免疫環境

高倉伸幸/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです