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ループス様自己免疫疾患

るーぷすようじこめんえきしっかん

全身性ループスエリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)はヒトの全身性自己免疫疾患.DNA, RNAなどの核内抗原に対するさまざまな自己抗体が免疫複合体を形成し,微小血管,特に腎糸球体の障害を引き起こす.MFG-E8欠損マウスでは,抗核抗体,抗カルジオリピン抗体などの自己抗体産生に糸球体腎炎,タンパク尿を伴い,SLE類似疾患(ループス様自己免疫疾患)を自然発症する.(実験医学2008年12月号より)

細胞死の実行メカニズム

アポトーシス・非アポトーシスの分子機構と疾患との関与

清水重臣/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです