ロゼット様
ろぜっとよう
細胞が放射状に配列したもの.上皮組織の収斂伸長の際には,その進行に貢献する中間構造体となる.隣り合う複数の細胞が協調して細胞間接着を背腹軸方向に収縮させることでロゼット様構造が形成され,続いて中心部の細胞間接着が前後軸方向に伸長し組織が伸長する.ハエ胚の体軸伸長をはじめ,脊椎動物の神経管形成や,腎尿細管・脊索の伸長時に認められる.(実験医学2015年2月号より)
多細胞社会が形をつくる、器官を生み出す
折れ曲がり、ねじれ、移動する
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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