二段階皮膚腫瘍形成モデル
にだんかいひふしゅようけいせいもでる
マウス背部皮膚に DMBA〔7, 12-dimethylbenz(a)anthracene〕を塗布することで DNA に傷害をおこし(イニシエーション段階),その後,炎症誘発物質である TPA(12-o-tetradecanoylphorbol-13-acetate)をくり返し塗布することで腫瘍形成を誘導する(プロモーション段階).DMBA も TPA も下流で ROS が発生すると言われている.(実験医学増刊292より)
秒進分歩する癌研究と分子標的治療
発癌から浸潤・転移に至るメカニズム解明とトランスレーショナルリサーチの最前線
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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