低エネルギー衝突誘起解離

ていえねるぎーしょうとつゆうきかいり

衝突誘起解離とは,イオン粒子が不活性ガス分子と衝突し,衝突エネルギーの一部が内部エネルギーに変換され励起することでイオンの解離が起こる現象をいう.イオンがもっている運動エネルギーの大きさにより解離の仕方が異なり,低エネルギーCIDと高エネルギーCIDに分けられる.四重極型MSでは低エネルギーCID,二重収束型MSやTOF/TOF型MSでは高エネルギーCIDが起こる.(バイオテクノロジージャーナル63より)

糖鎖解析

技術基盤の整備と最新動向

成松 久/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです

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