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体液カルシウム濃度

たいえきかるしうむのうど

哺乳類の体液では,きわめて厳密に1,25mMのイオン濃度が維持されている.血液中では,ほぼ同量のカルシウムが血中タンパク質に結合していて,急激な変化に際して緩衝的に働いている.体液カルシウム濃度は細胞膜の膜電位の安定化にきわめて重要で,異常な濃度は神経症状,精神症状,不整脈などを引き起こす原因となる.(実験医学2007年8月号より)

老化とメタボリズム制御の理解 

〜未来へのブレークスルーをめざして〜

鍋島陽一,今井眞一郎/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです