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体細胞核リプログラミング

たいさいぼうかくりぷろぐらみんぐ

発生過程で運命決定(プログラム)された状態またはその途上の細胞を別の細胞へと細胞機能的または分子機能的に変化させること.細胞機能的な例では,体細胞核移植法や遺伝子導入(ダイレクト・リプログラミング)法により,高度に分化した状態から多分化能を獲得する状況.初期化や再プログラム化も同義.分子機能的には,エピジェネティック・リプログラミングで未分化マーカー遺伝子(Oct3/4やNanogなど)の発現調節プロモーター領域のメチル化・脱メチル化.(実験医学増刊3010より)

幹細胞のメディカルサイエンス

stemnessと分化の制御,新規因子の発見から三次元組織形成など臨床につながる最新成果まで

梅澤明弘,笹井芳樹,洪 実/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです