内膜肥厚
ないまくひこう
動脈内膜とは内腔側の内皮細胞層から内弾性板までであり,通常は内皮細胞層と内弾性板の間は狭く,細胞成分や細胞外マトリックスは蓄積していないが,粥状動脈硬化や動脈のインターベンション後には,この部分にマクロファージ,平滑筋細胞,コラーゲン,脂質などが沈着し,動脈内膜が厚くなる.(実験医学増刊2817より)
血管研究と血管治療
血管形成メカニズムの新たな概念から炎症・がん治療,虚血性疾患の血管再生療法まで
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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