実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

再潅流障害

さいかんりゅうしょうがい

虚血が血栓症で惹起された場合,時に再度血流が回復する再潅流現象が認められる.この現象自体は,血流が回復する意味において有意義である.しかし,この時活性酸素の産生が一過性に亢進し,かえって組織に障害をもたらす危険性がある.このような状況で認められる障害が,再潅流障害といわれる.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです