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多糖類

たとうるい

核酸,タンパク質に次ぐ第三の生体高分子といわれ,細胞間認識や接着のような微量分子から,セルロースやキチンのような大量に存在する有機資源まで広く存在し,その研究が脚光を浴びている.食品としては易分解性でエネルギーになりやすいデンプンやペクチン以外にも,イヌリン,マンナン,フラクタン等の多様な難分解性多糖類が野菜や海藻類に含まれており,これらの摂食がエンテロタイプを変動し得ることが注目されている.(実験医学増刊325より)

常在細菌叢が操るヒトの健康と疾患

メタゲノムなどの革新的解析法が明らかにした消化器・代謝・神経・小児疾患との関わりとプレ・プロバイオティクス,細菌移植などの治療応用

大野博司,服部正平/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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