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忌避部分構造

きひぶぶんこうぞう

化合物にはいわゆる合成試薬と言われる反応性の高い化合物が多く存在する.反応性が高い化合物は水により分解したり,生体分子と共有結合をつくったりして,選択的に標的分子との結合が期待できない.あるいは,生体内で代謝を受けやすい構造や毒性を示しやすい構造も知られている.そのような創薬目的に相応しくなく,除外すべき構造のことである.(実験医学増刊322より)

研究成果を薬につなげる アカデミア創薬の戦略と実例

長野哲雄/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです