握力試験
あくりょくしけん
握力(前肢)試験は,筋力の評価を行う試験である.試験装置の小さなグリップにマウスを掴まらせ,しっぽを手で後方に引っ張り,グリップを離すまでに加わった握力の最大値を測定する.各マウスは,くり返し試験が可能なため,握力試験は病気の進行や介入の長期的効果を測定するのに最適な試験である.筋ジストロフィーやパーキンソン病,多発性筋炎などの研究でも使用されている.(実験医学増刊435より)

骨格筋の老化によるサルコペニア その理解と戦略
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