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有機EL

ゆうきEL

発光層が有機化合物からなる発光ダイオード(LED)で,有機化合物中に注入された電子とホール(正孔)の再結合によって生じた励起子によって発光する.再結合による一重項励起子と三重項励起子の生成確率は,状態数に従って1:3と見積もられている.イリジウム錯体などのりん光材料は,励起三重項状態から発光するため,従来用いられてきた蛍光材料に比べて有機EL素子の発光効率を向上させる手法として注目されている.(実験医学増刊307より)

疾患克服をめざしたケミカルバイオロジー

がん医療や創薬に貢献するin vivoイメージングと生体機能解析・制御の最前線

浦野泰照/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです