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構造的寛解

こうぞうてきかんかい

X線所見を用いた関節破壊の評価により,手,指,趾関節の関節裂隙狭小化と骨びらんをスコア化した総Sharpスコア変法(mTSS)が汎用される.mTSSは,計32の手,手指関節,計12の足趾関節の関節裂隙の狭小化を0〜4点,骨びらんを0〜5点(足は0〜10点)でスコア化し,合計点は448点となる.mTSSの年間増加量(⊿mTSS)0.5以下は骨・軟骨破壊が進行していないことを示し,構造的寛解の基準として用いられる.(実験医学増刊327より)

骨代謝 つくり、壊し、変える−そのメカニズムと最新治療

分子機構から骨粗鬆症・リウマチなど骨疾患への応用まで

田中 栄/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです