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発現量的形質遺伝子座

はつげんりょうてきけいしついでんしざ

代謝や疾患発生などの特性を制御している複数の遺伝子群が存在している領域を量的形質遺伝子座(quantitative trait loci:QTL)とよび,遺伝子発現量や遺伝子多型とこれらのQTLとの関連性を発現量的形質遺伝子座(eQTL)とよぶ.eQTL解析は,大規模な遺伝子発現データと遺伝子多型の情報から,特定の遺伝子座が表現型にどのように影響を与えているかを明らかにするために使用される.(実験医学増刊425より)

オルガノイドがもたらすライフサイエンス革命

あなたの研究に、どう使う?進化と深化を生む未来型研究30選

武部貴則/編

遺伝子発現に影響を及ぼすと考えられるゲノム領域.本稿では,遺伝子発現量と相関のあるバリアントのことを主に指している.(実験医学増刊3710より)

新時代が始まったアレルギー疾患研究

疾患多様性を理解し病態の層別化に基づく治療を実現する

松本健治,山本一彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです