磁性鉄ナノ粒子
じせいてつなのりゅうし
デキストラン・コーティングを施した鉄微粒子はマクロファージに取り込まれ,磁場を変化させることで,MRI画像においてマクロファージの集積を描出することから,炎症性疾患の診断への有用性が示唆されている.また,磁性鉄ナノ粒子は,ターゲットに対する抗体や蛍光色素などを結合することができ,MRI以外にも,種々のイメージング技術を用いて検出が可能となる.(実験医学増刊2910より)
慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態
生活習慣病,がん,免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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