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神経性食思不振症

しんけいせいしょくしふしんしょう

食行動の高度の障害により最低限の正常体重の維持が拒絶される病態.2つのサブタイプがあり,制限型(restricting type)は患者の体重減少が主としてカロリー制限によるもので,もう1つはむちゃ食い/排出型(binge eating/purging type)とよばれ,食思不振症の症状の合間に,むちゃ食いや代償行動(自己誘発性の嘔吐や下剤,利尿薬あるいは浣腸の乱用など)を特徴とする.(実験医学増刊277より)

エネルギー代謝の最前線

ミトコンドリア・脂肪細胞の機能理解から,臓器間神経ネットワークによる代謝調節まで

岡 芳知,片桐秀樹/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです