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禁止クローン

きんしくろーん

健常人の免疫システムは,体外から侵入する非自己の分子(ウイルス,細菌,アレルゲン,移植臓器など)を攻撃するが,自身の体を構成している自己の分子を攻撃しないように,リンパ球を選別するしくみをもっている.しかしこの制御機構が狂うと自己を攻撃するリンパ球が出現する.このような免疫学的に禁止されたクローンを禁止クローンという.

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです