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線溶系

せんようけい

血が固まる経路を凝固系といい,血の塊であるフィブリン塊を溶かす経路を線溶系という.主にプラスミンという酵素が活性化することで血栓を溶解するが,この酵素を活性化するのがt-PA(組織プラスミノーゲン活性化因子)であり,阻害するのがPAI-1(プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1)である.(実験医学増刊277より)

エネルギー代謝の最前線

ミトコンドリア・脂肪細胞の機能理解から,臓器間神経ネットワークによる代謝調節まで

岡 芳知,片桐秀樹/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです