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自殺遺伝子療法

じさついでんしりょうほう

ウイルスベクターなどを用いた遺伝子導入により,プロドラッグを薬剤に変換する代謝酵素をがん細胞に発現させることで,プロドラッグ投与に伴って抗腫瘍効果が発揮される遺伝子治療の1つ.代謝酵素の反応特異性を利用しており,投与するプロドラッグ自体は無害であることから全身性の副作用が少ないことが期待される.(実験医学増刊3817より)

新規の創薬モダリティ 細胞医薬

細胞を薬として使う、新たな時代の基礎研究と治療法開発

河本 宏,辻 真博/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです