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薬理遺伝学検査

やくりいでんがくけんさ

特定の薬剤に対する反応性や副作用のリスクと遺伝的バリエーション(HLA,SNP,CNV,SNVなど)が強く関連する場合,その遺伝的バリエーションを確定することで,治療的な予測に役立つ有用な情報を与えうる検査.ただし,単一遺伝子疾患とは異なるため,確定的なものは少なく,あくまで確率的に扱うもの.例えば血中濃度が高くなる遺伝型をもつ場合は,処方量を減じたり,重篤な副作用と関連する遺伝型をもつ場合は,その薬剤を回避するなどのメリットがある.(実験医学増刊417より)

ポストGWAS時代の遺伝統計学

オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する

岡田随象/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです