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血液凝固反応

けつえきぎょうこはんのう

組織因子を起点とした一連のセリンプロテアーゼとそのコファクターの活性化によりトロンビンが生成され,フィブリン網を構築する止血反応を血液凝固反応という.凝固反応産物のトロンビンは血小板を活性化させ,活性化血小板はホスファチジルセリンを細胞膜上に露出することで凝固反応の場を提供することから,血小板凝集と血液凝固反応は互いに連携することで機能を増強する.(実験医学増刊3912より)

がん微小環境に1細胞レベルで挑む

技術革新で見えてきた腫瘍内の細胞と免疫応答の多様性、がん悪性化・治療抵抗性の鍵

藤田直也/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです