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視床下部オレキシン

ししょうかぶおれきしん

睡眠と覚醒を司る神経ペプチドであり,概日リズムに即したエネルギー代謝の制御にかかわる.肥満や2型糖尿病ではオレキシン発現が平坦化しており,ヒトでの中枢作用を反映した早朝空腹時の血清オレキシン濃度とインスリン感受性は相関する.(実験医学増刊4120より)

神経が司る代謝・炎症制御と生体恒常性

臓器ネットワークを理解し、疾患予防・治療へ繋ぐ

箕越靖彦,近藤邦生,中島健一朗/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです