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障害レベル以下

しょうがいれべるいか

随意運動の指令は大脳皮質から脊髄へと神経回路を辿って伝達される.脊髄損傷によってこの回路が傷害を受けると,傷害部より近位部(頭側)での情報伝達には支障が及ばないものの,傷害部より遠位に情報の伝達が行われなくなる.このために,傷害部より遠位部,すなわち傷害レベル以下の神経回路が担っていた随意運動機能の障害が起こる.(実験医学2019年8月号より)

最も修復しにくい臓器 中枢神経を再生せよ!

炎症・グリア・臓器の連環が織りなすメカニズムから機能回復に挑む

山下俊英/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです