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非負値行列因子分解

ひふちぎょうれついんしぶんかい

もとの特徴をより細かな特徴に分解するクラスタリングの一種.今までは遺伝子発現量のクラスタリングによく使用されていた手法であるが,最近変異のクラスタリングにも使用され注目されている.非負値行列とはすべての要素が0以上の実数で与えられる行列ある.与えられたn×mサイズの非負値行列Aを,n×r非負値行列Wとr×m非負値行列Hの積の形で表現し,行列AとWHの距離を最小化する解を求める.rは分解したいクラスターの個数で,解析する人が事前に決める.(実験医学増刊3212より)

個別化医療を拓くがんゲノム研究

解き明かされるがんの本質と分子診断・治療応用への展開

柴田龍弘/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです