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音素の音響特性学習と音素の時系列配列学習

おんそのおんきょうとくせいがくしゅうとおんそのじけいれつはいれつがくしゅう

例えば 「北海道」 と発声する場合,「ホッ」「カ」「イ」「ド」「ウ」という1音,1音の音響特性を音として出力することを学ぶことが「音素の音響特性学習(syllable learning)」である.これに対して,それぞれの音素を 「ホッ」 → 「カ」 → 「イ」 → 「ド」 → 「ウ」 という時系列順序に並べることが 「音素の時系列配列学習(sequence learning)」 である.この2つの学習が成立できてはじめて 「北海道(ホッカイドウ)」 という音声パターンが生成される.(実験医学2011年3月号より)

光と音を感知する 視覚・聴覚のNeuroscience

網膜疾患や音声学習のメカニズムを解き明かす独創的な研究アプローチ

加我君孝/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです