論文やレポートを論理的に書くための効果的な方法
「パラグラフライティング」とは?
アカデミックライティングに欠かせない「パラグラフライティング」
『理系のパラグラフライティング』は、アカデミックライティングの必須技術である「パラグラフライティング」を徹底解説した理系研究者必携の教本です。
パラグラフライティングは、論文やレポートなどのアカデミックライティングの技術を向上させるために非常に効果的な方法です。パラグラフを最小単位として考え、そのパラグラフを適切に書くことができれば、長いアカデミックライティングの上達につながります。
パラグラフライティングの手法を基本から学ベる
本書は、パラグラフの要素やトピックセンテンス、サポート、コンクルーディングセンテンスなど、すべてのパラグラフの要素を詳しく解説しています。また実際にパラグラフを書いてみる練習問題や、パラグラフを推敲する方法についても詳しく説明されています。本書は以下の5章から成っています。
- 1章:アカデミックライティングとパラグラフライティング
- 2章:パラグラフライティングの基礎
- 3章:パラグラフを書いてみる
- 4章:パラグラフライティングをIMRAD形式に応用する
- 5章:英語でパラグラフを書く
詳しい目次はこちらよりご覧いただけます
パラグラフの実例や推敲過程を惜しみなく紹介
著者陣は日本大学医学部で、医学英語のライティング教育に日々携わっている先生方です。先生方の経験と知識をもとに、本書では具体的な例文や実験レポート、その推敲過程もご紹介いただいています。
トピックセンテンスとサポートで構成されるというシンプルなルールゆえに、パラグラフライティングができていると思って読んでいると、起こりがちな問題点にどきっとさせられます。
パラグラフを英語にするときの注意点やコツも伝授
さらに本書では、論文のIMRAD形式に応用する方法や、日本語から英語への翻訳方法、その際に注意すべきことも解説されており、英語でのパラグラフ作成にも役立ちます。また助けになる翻訳ツールや生成型AIとの付き合い方の紹介も必見です。
本書では、自由に扱える日本語でしっかりと書き、それを英語にするステップを踏んでいます。日本語で適切なパラグラフが書ければ、英語にするのは難しくなくなってきています。論文完成まであと一息です!