その実験レポートの書き方、間違っているかも!?
『ダメ例から学ぶ 実験レポートをうまくはやく書けるガイドブック』
“はじめての実験レポート”を徹底サポート! 指導に悩む先生方にもおすすめ
「実験レポートの書き方を知りたい」「山積みの課題を早く終わらせたい」というあなたにおすすめの書籍をご紹介します。『ダメ例から学ぶ 実験レポートをうまくはやく書けるガイドブック』(堀 一成、北沢美帆、山下英里華/著)です。
理系大学生への課題の定番である実験レポートですが、講義としてレポートの書き方を教えている大学が多くないのが現状です。実験レポートを学びたいと思っている学生さんも、書き方を指導されている先生方も、本書が徹底サポートします!
2022年3月の発行後たちまち話題となり、
月間ランキングで1位を獲得しました
こんな方におすすめ
- 理系学部の大学1、2年生
- 探究学習でレポートを書く高校生
- レポート指導に携わる先生、大学職員の方など
本書のポイント
- 実験レポートの構成と作成のだんどりがわかる!
- 各項目の書き方を初学者にもわかりやすく、徹底的に解説!
- 学生が間違いやすいダメ例を多数示しながら解説!
◉POINT! 実験レポートの構成と作成のだんどりを学ぶ「クイックガイド」
時間軸に対応した項目立てで、実験レポートの構成と効率的な作成のだんどりがわかります。何から手をつけたらいいかわからない人はまずはここから!
◉POINT! 実験レポートの各項目の書き方をやさしく解説する「ワークブック」
誰もレポートの書き方を教えてくれない…。そんな人でも安心な、自学自習しやすい構成になっています。
◉POINT! 学生が間違いやすいダメ例を多数掲載
日頃、学生にライティング指導を行っている先生方に、詳細な添削で改善プロセスを示しながら、わかりやすくご解説いただきました。
何がダメか、どう改善したらいいかが一目でわかります!
読者の声(書評・感想)
「教員の立場として是非学生に読ませたい本です」
「ダメ例から学ぶ実験レポートをうまくはやく書けるガイドブック」を拝読しました。
① 方法は過去形で文章で記す。操作を再現できるように具体的に記す。
② 結果は文章で記す。図や表は、結果を説明する補助である。
③ 考察は、実験失敗の理由を並べるのではなく、実験結果や結論を他の実験方法なども引用して補強する。及び、問題点や今後の展開などに触れる。
など、普段授業で学生に伝えていることが文章化されており、教員の立場として是非学生に読ませたい本です。ダメレポート例と添削例はこちらも参考になります。また、本の記述はこのままでも、(実験系の)卒業論文にも当てはまるのではないかと思いました。同様なレポート作成指南書はいくつかあるのですが、生命科学系に親しみやすいという「羊さんらしさ」が感じられました。卒論生や研究室員が自由に読めるように、研究室の蔵書に加えさせていただきます。
この本を見てレポートを書いた学生のレポートのクオリティーが高く、「1回目からこんなにいいレポート書けるんだ!」と驚きました。「ダメ例」が掲載してあるのが、すごく良いみたいです。
鈴木敏和(和洋女子大学家政学部健康栄養学科)
こちらから立ち読みいただけます
大学1年生のときにあったら読みたかった〜と思う1冊です。レポートの執筆や指導にお役立ていただけましたら幸いです。
こちらの記事もおすすめ
論文やレポートを論理的に書くための効果的な方法「パラグラフライティング」とは?
英語論文執筆が初めての方も迷いなし! 『テンプレートでそのまま書ける科学英語論文』