ライフステージごとの生理的特長や栄養アセスメント・栄養ケアが,豊富なカラー図表とポイントを押さえた解説でよくわかる!「管理栄養士国家試験出題基準」準拠,「日本人の食事摂取基準(2020年版)」対応!
目次
改訂第2版の序【栢下 淳】
第1章 栄養ケア・マネジメント【栢下 淳,山縣誉志江】
1.栄養ケア・マネジメントの概念
A 栄養ケア・マネジメントの定義
B 栄養ケア・マネジメントの過程:PDCAサイクルの意義と目的
2.栄養アセスメント
A 栄養アセスメントの意義と目的
B 栄養アセスメントの方法
C アセスメント結果からの現状把握と課題の抽出
D 目的達成のための個人目標の決定
3.栄養ケア計画の実施,モニタリング,評価,フィードバック
A 栄養ケア計画の作成と実施
B モニタリングと個人評価
C マネジメントの評価
[臨床栄養への入門]成人と高齢者での栄養管理視点の違い
第2章 食事摂取基準の基礎的理解【桒原晶子】
1.食事摂取基準とは
2.食事摂取基準の意義
A 食事摂取基準の目的
B 科学的根拠に基づいた策定
3.食事摂取基準策定の基礎理論
A エネルギー摂取の過不足の回避を目的とした指標の特徴
B 栄養素の摂取不足の回避を目的とした指標の特徴
C 栄養素の過剰摂取の回避を目的とした指標の特徴
D 生活習慣病の発症予防を目的とした指標の特徴
E 策定における基本的留意事項
4.食事摂取基準活用の基礎理論
A 食事調査などによるアセスメントの留意事項
B 活用における基本的留意事項
C 個人の食事改善を目的とした評価・計画と実施
D 集団の食事改善を目的とした評価・計画と実施
5.エネルギー・栄養素別食事摂取基準
A エネルギー
B たんぱく質
C 脂質
D 炭水化物および食物繊維
E エネルギー産生栄養素バランス
F ビタミン
G ミネラル
6.ライフステージ別食事摂取基準
A 妊婦・授乳婦
B 乳児・小児
C 高齢者
7.生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連
A 食事摂取基準における生活習慣病の取り扱い
[Advanced]食事摂取基準は「守る」のではなく「使いこなす」
第3章 成長,発達,加齢【小切間美保,桒原晶子】
1.成長,発達,発育,加齢の概念
A 成長,発達,発育,加齢の定義
B 発育の生物学的一般原則
C スキャモンの発育曲線
2.成長,発達に伴う身体的・精神的変化と栄養
A 身長,体重,体組成
B 消化,吸収
C 代謝,免疫
D 運動,知能,言語,精神,社会性
E 食生活,栄養状態
3.加齢に伴う身体的・精神的変化と栄養
A 老化のメカニズム
B 加齢による機能の変化
[Advanced]身長は大切な栄養スクリーニング指標である
第4章 妊娠期,授乳期【五関正江】
1.妊娠期・授乳期の生理的特徴
A 妊娠の成立・維持
B 胎児付属物
C 胎児の発育
D 母体の生理的変化
E 乳汁分泌の機序
F 初乳,成乳
G 母乳成分・母乳量の変化
2.妊娠期・授乳期の栄養アセスメントと栄養ケア
A 栄養アセスメント
B 栄養ケア
C やせと肥満
D 鉄摂取と貧血
E 食欲不振と妊娠悪阻
F 肥満と妊娠糖尿病
G 食塩・水分摂取と妊娠高血圧症候群
H 葉酸摂取と神経管閉鎖障害
I 出産後の健康・栄養状態およびQOLの維持・向上
J 妊産婦のための食生活指針
K その他の留意点
[Advanced]胎児期の栄養とエピジェネティクス
第5章 新生児期,乳児期【小倉有子】
1.新生児期・乳児期の生理的特徴
A 呼吸器系・循環器系の適応
B 体水分量と生理的体重減少
C 腎機能の未熟性
D 体温調節の未熟性
E 新生児期・乳児期の発育
F 摂食・消化管機能の発達
2.新生児期・乳児期の栄養アセスメントと栄養ケア
A 新生児期・乳児期の栄養アセスメント
B 乳児の食事摂取基準
C 授乳・離乳の支援ガイド
D 乳児期の栄養補給法
E 低出生体重児
F 低体重と過体重
G 哺乳量と母乳性黄疸
H ビタミンK摂取と乳児ビタミンK欠乏性出血症
I 鉄摂取と貧血
J 乳児下痢症と脱水
K 二次性乳糖不耐症
L 食物アレルギー
M 便秘
[Advanced]食物アレルギーの栄養指導
第6章 成長期(幼児期,学童期,思春期)【妻木陽子】
1.幼児期の生理的特徴
A 生理機能の発達
B 運動機能の発達
C 精神機能の発達
D 社会性の発達
E 精神的不安定
2.幼児期の栄養アセスメントと栄養ケア
A 小児(幼児期)の食事摂取基準
B やせ・低栄養と肥満
C 偏食,食欲不振
D 脱水
E う歯
F 適切な栄養状態の維持,疾病予防,健康の維持増進
3.学童期・思春期の生理的特徴
A 生理機能の発達
B 運動機能の発達
C 精神機能の発達
D 社会性の発達
E 精神的不安定
F 第二次性徴
4.学童期・思春期の栄養アセスメントと栄養ケア
A 小児(学童期・思春期)の食事摂取基準
B やせと肥満
C 摂食障害
D 鉄摂取と貧血
E 適切な栄養状態の維持,疾病予防,健康の維持増進
[Advanced]食べることを考える
第7章 成人期【松本義信】
1.成人期の生理的特徴
A 生理的変化と生活習慣の変化
B 更年期の生理的変化
2.成人期の栄養アセスメントと栄養ケア
A 成人期の生活習慣の現状
B 成人の食事摂取基準
C 生活習慣病
D 肥満とメタボリックシンドローム
E インスリン抵抗性と糖尿病
F 高血圧
G 脂質異常症
H 動脈硬化
I 脳血管疾患の予防
J 虚血性心疾患の予防
K 更年期障害
L 骨粗鬆症の予防
[Advanced]食生活の“これまで”と“これから”
第8章 高齢期【榎 裕美】
1.高齢期の生理的特徴
A 感覚機能
B 咀嚼・嚥下機能
C 消化・吸収機能
D 食欲不振,食事摂取量の低下
E たんぱく質・エネルギー代謝の変化
F カルシウム代謝の変化
G 身体活動レベルの低下
H ADL,IADLの低下
2.高齢期の栄養アセスメントと栄養ケア
A フレイル
B サルコペニア
C ロコモティブシンドローム
D 転倒・骨折の予防
E 認知症への対応
F 咀嚼・嚥下障害への対応
G ADLの支援
H 脱水と水分補給
I 低栄養の予防・対応
[Advanced]栄養管理の重要性を明らかにした研究を紹介します
第9章 運動・スポーツと栄養【上西一弘】
1.健康のための運動
A 運動の健康への影響
B 運動基準
2.運動時の生理的特徴とエネルギー代謝
A 骨格筋とエネルギー代謝
B 運動時の呼吸・循環応答
C 体力
D 運動トレーニング
3.運動と栄養ケア
A 糖質・たんぱく質摂取
B 水分・電解質補給
C スポーツ貧血
D 食事内容と摂取のタイミング
E 筋グリコーゲンの再補充
F 運動時の食事摂取基準の活用
G ウェイトコントロールと運動・栄養
H 栄養補助食品の利用
[Advanced]スポーツ選手の栄養学
第10章 環境と栄養【上西一弘】
1.ストレスと栄養ケア
A 恒常性の維持とストレッサー
B 生体の適応性と自己防衛
C ストレスによる代謝の変動
D ストレスと栄養
2.特殊環境と栄養ケア
A 特殊環境下の代謝変化
B 熱中症と水分・電解質補給
C 高温・低温環境と栄養
D 高圧・低圧環境と栄養
E 無重力環境(宇宙空間)と栄養
F 災害時の栄養
[Advanced]特殊環境への対応
付表 日本人の食事摂取基準(2020年版)
索引
購入方法・送料について
本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.
- 【本書名】栄養科学イラストレイテッド:応用栄養学 改訂第2版
- 【出版社名】羊土社
お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.
羊土社HPでのご注文について
本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.
分類 |
項目 |
費用 |
国内 |
消費税 |
+280円 |
送料 |
+500円 |
手数料(代引きのみ) |
+300円 |
海外 |
航空便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+820円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+1050円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+1050円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+1370円 |
EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1540円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2180円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+2400円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+2740円 |
※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.
法人向け 購入のお問い合わせ
法人での書籍の一括購入につきまして,「見積書や請求書払い」「複数の発送先への対応」「研修用などで使用する書籍の選定についてのアドバイス」等、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。