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【スマホで読める実験医学】休眠中の芽胞は電気を使って演算する
550円
枯草菌の芽胞は代謝機能を完全に停止した状態で,ときに数百年以上休眠した後に発芽できる.こうした仮死状態にある細胞が,どのように環境の好転を察知し,適切なタイミングで生命機能を再起動できるのか長らく謎のままだった.われわれはエネルギーコストの低いイオン流動に着目し,芽胞が内部に溜め込んだ陽イオンを放出することで休眠中に情報処理を行っていることを発見した.
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