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ハプロイドゲノム

はぷろいどげのむ

細胞融合技術を用いてヒトのリンパ球をマウス細胞株と融合させて培養を続けると,ヒト染色体を部分的に保持するsomatic cell hybrid(雑種細胞)クローンが生じる.保持されたヒト染色体の部分はさまざまで,2倍体または1倍体の場合がある.このうち,1倍体の状態で保持されたヒト染色体の全部を組合わせたクローンパネルの選抜によって,全ゲノムを1倍体としての解読が可能である.(バイオテクノロジージャーナル52より)

生きた細胞を自在に操るテクノロジーレーザー技術が拓くナノバイオの新しい世界

落谷孝広/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです