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時定数

じていすう

濃度などの量の時間変化が簡単な指数関数C=C0exp(-t/τ)で記述できる場合がある.このときτを時定数とよぶ(Cは時刻tでの濃度,C0は初期濃度).式よりt=τのときC=C0/eなので,初期濃度の1/e(約36.8%)になる.したがって,τは時間変化の速さの目安を与える.自然界に広く観察されるランダム過程では,量の時間変化が指数関数で記述できることが知られている.(実験医学2013年11月号より)

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松田道行/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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