インターニューロン
いんたーにゅーろん
他の領域へ軸索投射のある主細胞(例:皮質錐体細胞)に対し,局所回路内への投射が主である神経細胞の総称.介在細胞ともよばれる.大脳皮質と海馬では,インターニューロンはGABA作動性の抑制細胞である.抑制の様式は細胞種によって異なり,シナプス形成部位(細胞体,樹状突起,軸索起始部など),細胞内タンパク質発現(カルシウム結合タンパク質,一酸化窒素合成酵素など),形態,発火活動などにより,さまざまに分類される.(実験医学増刊3013より)
精神・神経疾患
発症基盤・病態生理を担う分子カスケードから臨床応用まで
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