実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

インターフェロン応答

いんたーふぇろんおうとう

インターフェロン応答は,免疫応答の数時間前から数日前に働く防御機構であり,ウイルスの侵入,転写,翻訳の開始などを妨げる機構である.インターフェロン応答としてはdsRNA依存的タンパク質キナーゼ(PKR)が関与する経路と2′-5′-オリゴアデニル酸合成酵素(2-5AS)が関与する経路の主に2つの経路が知られている.これらの経路の活性化は細胞内すべての遺伝子発現の低下を引き起こす.(バイオテクノロジージャーナル61より)

これで上手くいく! RNAi実験のTips

程 久美子/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです