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オルガノイド培養

おるがのいどばいよう

組織から抽出した細胞,特に自己複製能と分化能を有する幹細胞や前駆細胞を試験管中で3次元培養することにより樹立されるミニ臓器.一般的には,細胞外マトリックスと増殖因子を添加して培養するが,組織ごとに必要とする増殖因子はさまざまである.ヒト腫瘍のオルガノイドでは形態的な特徴や腫瘍内不均一性など,実際の腫瘍組織に近い形で保持されている.(実験医学増刊3912より)

がん微小環境に1細胞レベルで挑む

技術革新で見えてきた腫瘍内の細胞と免疫応答の多様性、がん悪性化・治療抵抗性の鍵

藤田直也/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです