実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

ボルテゾミブ

ぼるてぞみぶ

日本国内では,2006年に多発性骨髄腫の治療薬として製造承認を受けた唯一のプロテアソーム阻害剤である.ボルテゾミブは,細胞内に存在する酵素複合体であるプロテアソームを阻害することで抗骨髄腫細胞作用を発揮する.特にNF- κB活性化抑制がそのメカニズムとして重要だと考えられている.(実験医学増刊2910より)

慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態

生活習慣病,がん,免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用

小川佳宏,真鍋一郎,大島正伸,竹田 潔/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです