ポジショナルクローニング
ぽじしょなるくろーにんぐ
ゲノムには一塩基多型に代表される多型が存在する.ポジショナルクローニングは,こうした多型マーカーを目印に病気の原因遺伝子と多型マーカーとが連鎖することを見つけ出し,原因遺伝子の位置を段階的に突き止めていくアプローチである.ハンチントン病やパーキンソン病などをはじめ,1,000を超える疾患の原因遺伝子が,この手法によって明らかにされてきた.(実験医学増刊3710より)
新時代が始まったアレルギー疾患研究
疾患多様性を理解し病態の層別化に基づく治療を実現する
疾患の原因遺伝子を同定する技法の1つで,遺伝子マーカーを用いた連鎖解析により,染色体上での位置をマッピングし,その部位の塩基配列を調べて遺伝子を同定する.(実験医学増刊375より)
心不全のサイエンス
治療法開発をめざして心臓の謎を解く
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです