リーキーガット症候群
りーきーがっとしょうこうぐん
リーキーガット(leaky gut)とは,腸管上皮のバリア機能が低下して腸壁の透過性が上昇することで,本来,腸(gut)を透過しない未消化物や老廃物,微生物成分などが生体内に漏れ出す状態(leak)のことをいう.さらに,こうした生体内に漏れ出した物質が疾病を引き起こす状態をリーキーガット症候群という.(実験医学2022年6月号より)
プロバイオティクス・シンバイオティクスの医薬品としての可能性実験医学2022年6月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです