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光-電子相関顕微鏡法

ひかりでんしそうかんけんびきょうほう

試料の同一カ所を光学顕微鏡と電子顕微鏡を用いて観察し,2つの像の相関をとって重ね合わせる解析法のこと.例えば,まず蛍光顕微鏡を用いて,細胞内において標識した観察対象を特定するための像を得る.次に,同一カ所を電子顕微鏡によって観察し,高分解能の電子顕微鏡像と蛍光像とを重ね合わせる.この手法により,オルガネラや液滴,タンパク質分子などの細胞内における局在や構造,形態に関する詳細な情報が取得できる.(実験医学2021年8月号より)

液-液相分離と選択的オートファジー実験医学2021年8月号

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです