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相互相関解析

そうごそうかんかいせき

2つの異なるニューロン間に一方向性の興奮性シナプス結合がある場合,そのシナプス伝達によってポストシナプス側のニューロンは,プレシナプス側のニューロンに比べて約数ms遅れて発火する確率が高くなる.このことを用いて,同時に記録された2つのニューロン活動(スパイク列)の時間的関係から,どちらのニューロンからどちらのニューロンに向かって活動が伝播しているかを測ることができ,この方法を相互相関解析という.(実験医学2016年7月号より)

記憶―その瞬間に脳で何が起きているのか?

記憶を形成し、維持し、呼び起こすメカニズム

林 康紀/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです