実験医学 キーワード集 検索へ行くボタン

相補性決定領域

そうほせいけっていりょういき

抗体可変領域において抗原結合を主として担う3つのループ構造をそれぞれCDR1-3とよぶ.CDR1およびCDR2はV遺伝子にコードされた領域であり,V遺伝子の種類だけの多様性を有する一方,CDR3はV(D)J遺伝子再構成の遺伝子結合領域に対応するため,非常に高い配列・構造多様性を有し,抗原特異性に大きく寄与することが知られている.(実験医学増刊4020より)

治療の可能性が広がる 抗体医薬

バイスペシフィック抗体、ADC、シングルドメイン抗体、機械学習…新技術と情報科学が実現した新時代のモダリティ

津本浩平/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです