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第二高調波

だいにこうちょうは

フェムト秒オーダーの超短パルスレーザー光を細胞・組織に照射すると,光電場と非中心対称性をもつ生体構造物の非線形相互作用により,波長が入射光の1/2になった(2倍の振動数をもつ)光を観察できる.この発生した光を第二高調波という.非中心対称性をもつ生体構造物にはコラーゲン,ミオシン,チューブリンがあり,第二高調波により無染色で観察可能である.(実験医学増刊302より)

in vivo実験医学によるヒト疾患解明の最前線

生体イメージングとモデル動物を用いた研究戦略と臨床応用

御子柴克彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです