IFN-γ
主にT細胞やNK細胞から分泌されるサイトカインで,白血球による炎症を強化する作用をもつ.またMHC分子の発現を増加させる働き,マクロファージや樹状細胞を刺激して細菌を貪食殺菌させる作用もある.がんに対する免疫応答に重要なサイトカインとして考えられている.(実験医学増刊3112より)
腫瘍免疫学とがん免疫療法
がんの進展・排除を司る免疫システムと逃避するがん―その制御による新たながん治療
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