T細胞受容体遺伝子は複数の遺伝子断片から構成されており,遺伝子再編成を通して理論上1×1018通りのレパートリー(レパトア)をもつ.レパトアとは,機能的な可変領域のもつ多様性を意味し,すなわち抗原認識の多様性を指す.